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流星ワゴン [日本人小説]

流星ワゴン

流星ワゴン

◆(僕的に)高校生の頃か、それとも自分が父親になったときが良いと思いました。

※あなたの家庭が大円満ならあまりおもしろくないかもしれないが、ちょっとでも不満があるなら、その時が読み時だ。たぶんその時なら登場人物に深くシンクロできるから。

お勧め度

★★★★★

 

ふたつの父と息子の話がクロスしながら紡がれる話。タイムリープものなのでそちらを求めるかたにもおすすめです。(SF要素は全くないが過去へ戻るということに興味関心のある方へ・・・ね。)

 

管理人も父とあまり仲がよいほうではない。まぁ、僕としては心理学的にはいい関係なんじゃないかな、とか偉そうなことを思っている。

河合隼雄先生いわく、母とは基地で父とは断ち切りである。

母は子供を受容し、父は突き放すのが本来的な役割であるそうだ。

 

・・・なんて心理学に逃げるあたり僕もまだまだだね。

 

まぁ、でも現在日本で父親の「役割」というものがだんだん薄れてきたというのは本当だと思うわけ。(なんだか河合隼雄レヴューになってきたな。)

そんななか父であり息子である主人公はかっこう悪く、現状をもがくのだ。

自分の父も誰かの息子であるということ。自分の父も自分と同じ人間であること。そういうこともこの作品には書かれていたと思う。

また、重松作品らしく「半端な解決」をしないのも良いところだ。

結論をいってしまうと最初と最後で実質的に変わるところはなにひとつない。(ちょっとだけあるけどそれは秘密。)ただただ主人公の意識が変わるだけなのだ。

ただ、そこが重松作品のいいとこだと思うわけ。現実劇的に変えられるものっていうのは意識ぐらいだからなぁーと。


時をかける少女 [日本人小説]

時をかける少女 〈新装版〉

時をかける少女 〈新装版〉

◆年齢ふりー。

お勧め度

★★★☆☆

アニメ版「ときかけ」がおもしろかったので、それなら原作もとおもって読んでみました。

正直な感想→おもしろくなかったわけではない。

が、アニメの半分の半分の半分くらいの内容で、薄すぎでした。

まぁ、昔から映画化やらドラマ化やらされているということは、この作品はリングウイルスみたいな性質を持つのかもしれない。

二次創作化されやすい、クリエイターの創造を喚起する作品だということなのかもしれない。

まぁ、僕はアニメのが好きだなぁ・・・。

アニメを逆の小説に還元したら、結構な長さになるだろうし。

もちろん小説は長ければいいとうものではない。どっちが良いかは両方見てからあなたが決めてくれい。

ただ、アニメを先に見たほうがいいとはやっぱり思うわけ。

主人公もアニメ版の溌剌なほうが好きだなぁ。

 

ちなみに表題作の他にもうふたつあります。

恐怖を科学的に考察した物語がおもしろかったかな?

 

(※一月一日。新年早々僕はこんなことをやってたりする。)

パソコンでカタカタとね。)


オーデュボンの祈り [日本人小説]

オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈り

◆年齢フリー。気軽に「あっちの世界」へいざなってくれる本です。
 
お勧め度
★★★★★
 
かなり楽に読める本ですが、バックにはカオス理論だとか深層・集団心理だとかがある深い内容の一冊です。
カオス理論とは、まぁ、学術的なことは僕は知らないが、「風が吹けば桶屋がもうかる」みたくなやつのことである。
 
何気ない行動が実は大きなものにつながっている。
そんな理論のことだ。
 
ルーティンワークで疲れたときなんかにさ、
日常の意味を知りたくなったとき
読んでみてはいかが?
 
祖母の話だとか、かかしがしゃべるだとか、
殺人者も出てくるけどほのぼのした作品でもあった。
 
桜かっけぇ。
 
個性的な人物が作品を彩り、日常のちょっとした出来事がひとつひとつ確かな形で紡がれていく。
そんな作品だと思いました。
 
 
まぁ、
案山子がしゃべるというだけで手にとる価値はあると思いますよ?

義経 [日本人小説]

義経〈下〉

義経〈下〉

 

◆小学生にはちょっときついか?でも、まぁ、かなり読みやすかったのでいくつでも大丈夫かな?あ、でもかなり性的な方面もあるわ。男色もあるし。各人己の判断に任せる!!

お勧め度

★★★★★!!

 

まぁ、気になるのは「どこまで本当なのか?」ってとこではあるけど、まぁ小説だしさ。細かいことは気にするのが愚というものか。

実在した人物の話ということを抜きにしてもおもしろいものですよ。男色話とかもあの時代だし本当なんでしょう。

やっぱメインは信長を彷彿させる戦略と戦術、もう「これは仕事だろ」っていうぐらいの情事かな。兄との確執や源氏と平家の狭間での生涯など、なるほどファンが多い人物なわけだと思いました。

平清盛との関係がNHKとはまったく違うのがおもしろかったかな。

NHKではわりと父子だったのにね。

まぁ、やっぱり頼朝とはわかりあえない兄弟で書かれている。

 

ある意味「殺と性」の小説だけど、こんな時代だからこその英雄か。

現代では英雄が生まれないのは殺しや性が絶対悪だからからなんだろか。

そういう視点でもいけると思うのでエポックメーキングに一読いかが?


遠い海から来たCOO [日本人小説]

遠い海から来たCOO

遠い海から来たCOO

◆いつ読んでもいい作品です。
 
お勧め度
★★★★★!!
 
アニメもしたので僕と同世代の人は馴染み深い作品だと思います。まぁ、ジブリとかそういったバックはないからいまの子世代に紡がれている作品ではないと思う。
プレシオサウルスとイルカと人間の友情の物語。
主人公もそうなのだけど、恐竜、特にプレシオサウルスが好きな人は多いんじゃないだろうか?
ドラえもんのび太と恐竜のチー助(フタバスズキリュウ)も同種だしさ。
あのフォルム。
たまりませんよね。ラッセンの絵に出てきそう。
 
物語としては前述のとおり友情あり。ガン&トラップアクションあり。政治(?)ありでいろいろな要素が詰まってました。兵器の説明が異様にくわしいことも記憶しております。
 
ブルー(イルカ)が10年以上経った今も印象に残ってますな。。。
「ブルー!!!」
 
ブックレヴューを書いてて思ったけど。。。
この作品。
すごい昔に読んだはずなのにかなりクリアに思い出せる。
登場人物の名前はもちろん、物語の本筋からはずれているところもかなりクリアに記憶に残っています。
 
まぁ、何度も何度も読んだからなぁ。
すごい夢中になって読んだんだろうな、自分。

兎の瞳 [日本人小説]

砂場の少年

砂場の少年

 
児童をテーマにした作品の大御所、灰谷健次郎氏の作品。
 
◆全年齢
 
お勧め度
★★★☆☆
 
教育実習を終えたあとに読んでみた本。
まぁ、半端なりとも教育の現場を見てから読んだので、当然実体験と比較しながら読んだわけです。
 
そこで思った率直な感想。
「いいたい事はわかる。書かれていることも、なるほど、ためになりそうだ。」
しかし現代の教育問題とはちょっとあわないんじゃないだろうかなぁ?」
 
まぁ、書かれたのが1990年で、僕が実習行ったのは2000年過ぎだったから、それも当然なのかもしれませんね。
 
ただ「と殺」に関して書かれている箇所があって、そこでのやりとりは現代でも意味あるものだと思いました
実際「と殺」体験ツアーを組んだ教育団体があって、その意義が問われていました。
 
まぁ、なんにしろ、「生きる授業」に「死」は欠かせませんと思ふのです。(と殺がメインの話ではない)
 
「僕らの七日間戦争」と「破戒」をたしてにで割ったような作品?
とかいうのは暴言ですか?

永遠の仔 [日本人小説]

永遠の仔〈上〉

永遠の仔〈上〉

 

◆同人物たちの幼年期と成人期に分かれて物語が紡がれていくので年齢はフリーかもしれない。ただ、かなりドメスティック・バイオレンスな話があるので子どもは注意が必要だ。しかし物語がすべて最後の三行に向けて紡がれていることを思えば、誰でも読むべきだ思う。

お勧め度

★★★★★!!

読後感は最高に良い(良い結果という意味ではない)。

僕は常々最高のハッピーエンドとは最悪の過程から生まれるものだと考えているが、これはそうした物語だと思います。

幼児虐待。過去と未来の殺人事件。犯人捜し。

誰が犯人であっても悲しい話。

 

生きるということを知りたい人は半端な啓蒙書よりこれを読んでみれば?


ハル [日本人小説]

ハル

ハル

ドラえもん好きな人。アトム好きな人。人造人間キカイダーの好きな人。。。

とりあえず年齢フリーにロボット好きな人におすすめ。アイボの是非についても論じられている気がします。

お勧め度

★★★★☆

ロボットというよりか「人工知能」をテーマに書かれた短編集。

話どうしの微妙なクロスオーバも好きですが、科学者の瀬名氏らしい考察にも惹かれます。

かなり現実的だと思ったのが「地雷探索機」と「ロボット世代の子どもたち」の話。

個人的にタイの精霊「ピー」の話と義足師の話はディベートに引用させていただきました。(ちょっとだけね。)

話の中でも「亜紀への扉」が一番印象に残ってます。この話の中で「プリンセスブライド」が紹介されているのですが、あまりに魅かれたので買っちゃいましたよ。

管理人は基本的に淡い恋の物語が好きなんですが「亜紀への扉」はそんな要素も入ってます。

瀬名作品にしては難解な用語も少ない気がしたし、低学年でもわりかしすんなりと読めるのではと思います。

これでロボットに興味を持って、人工知能について一般以上の知識が欲しくなったらこれを読むといいかもしれません。

順調に読み進めましたが、最後の二章に煙が出ました。。。

く、、、くおりあ・・・。

人口知能を知ることは人の心を知ることでもあるんですよね。

ロボットの心―7つの哲学物語

ロボットの心―7つの哲学物語

  • 作者: 柴田 正良
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 新書

 

(多分この本だったと思うんだが。。。ちょっと自信ない。現代新書だったのはたしかなので僕が読んだのは多分この本であってます。)


なつのひかり [日本人小説]

なつのひかり

なつのひかり

◆全年齢向け(ちょっとピンクな話もあったかなぁ・・・?)

お勧め度
★★★★★(年間白林檎読後感の良い作品受賞作)

おすすめです。
ヤドカリがペットで名前がついているとこだとか、よくわからん世界にたいした説明なしに発展していく世界とかが深いこと考えず楽しめます。
江國香織さんの作品ではこれが一番好きです。
内容も濃くて、読者が作品世界にダイブして彷徨えるぐらいに酔えるとこまで書いてあり、なおかつ江國さんらしい強引な不思議もバリバリ出てるので素直に楽しめました。

僕は好きです。
ナポレオン(やどかり)欲しいです。

例によって友達に貸したところ不評だった気もしますが、それはそれ。
ヤドカリに道案内されたい不思議ちゃん候補は是が非でも読め
そして「僕も私もおもしろかったです」と言ってください・・・。(涙)


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